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【介護業界の闇なんか消えちまえっ】

介護業界の闇なんか消えちまえっ

コイノニアに新しく来たスタッフ(女子)

前の職場で利用者のおばあさんからの
酷いイジメを受けていたらしい

夜勤帯は彼女1人なので
その利用者さんからの
攻撃は特に激しかった

暴言、暴力が酷かった
缶を投げつけられたこともあるという

彼女の前だけで豹変するおばあさん

きっかけは
他のお年寄りがイジメの対象だったのを
彼女が止めに入ったことがきっかけだった

それから
えぐられるような感情に毎日苛まれた
恐怖だった

上司も先輩も、組織も
誰も守ってくれなかった

たった一度だけ
彼女が泣き崩れてやっと上司が
担当を変わってくれたが

「仕事だから」
「サービスだから」

それだけで結局のところ その後も
そのイジメに耐えるしかなかったという

相手は利用者さんだから
イジメという言葉は不適切かもしれない

でも私は彼女の話を聞いていて思った
それはれっきとしたイジメだ

問題行動とか
○○拒否とか
○○の症状とか

高齢者だから 認知症だから
精神障害があるからとか

そんなことで片付けては
いけないと私は聞いていて思った

あまりにも酷い暴力や暴言に
ある日夜勤中に彼女は
同じ介護職のご主人に電話で泣きついた

その電話を後ろで聞いていたおばあさん

その後、酷い目に遭った
殴る蹴る怒鳴る…

電話越しのご主人はこう言った

「仕事辞めろ」

彼女はご主人の一言でようやく決断し
その職場を離れた

大好きだった介護の仕事すら
離れようと考えた

近くのスーパーでの仕事に就こうかと思ったが
しばらく心を病んだ

落ち着いたころ
勇気を出して再度また介護の仕事に就いた

まずは短時間の夜勤を少しだけ

やっぱりこの仕事が好きだと思った

しかしその新しい職場まで
少し距離がある

ネットで近くの介護事業所を探していると
ある一つの事業所のホームページを見つけた

コイノニアだった

導かれるようにしてここに辿り着いた彼女
.
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この仕事が好きだけど
前のその出来事に加えて

これまでの現場でも なかなか思うように
利用者さんの立場に立って介護ができなかったという

周辺症状(前でいう徘徊)のある
利用者さんは
スタッフが平気で囲いを作って閉じ込めていたり

意思疎通のままならない方はトイレ誘導は
しないと決め込んでいたりしていた

彼女はその囲いを外したり
できるだけトイレ誘導をしたり
彼女なりに利用者さんにとって良いと思うことを
取り組んだが

上司たち 看護師たちから
猛烈に批判されたそうだ
.
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うちの他のスタッフに聞いても
同じような話は少なくない
前の職場で
利用者さんが部屋から出てこないように
クーラーの温度を最低温度にして
施設内をキンキンに冷やしていたことがあったとか
入浴は芋洗い式だし
下剤は飲ませ続けるし
利用者さんのためではなく
お金、
利益のためのサービスだし

医療業界も酷いもんで

利益のためなら 必要のない点滴も
無駄につけ続けるという

現実として

こんな話は医療介護業界には
ゴロゴロ転がっている

ブラックも良いところだ

他にも色々な話を聞いたが
あまりにもエグい話なのでここでは控えるが
.
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何が人権だ
何が虐待防止法だ
利用者さんにも人権はないが
スタッフに人権もないじゃないか
みんな心が死んでる

必死で思考でセーブして
「仕事のために」やってる

「クソ安い給料」を貰って

なんという酷い世界だ…

そこの上司は、そこの組織は一体何をしていたんだ?
そのおばあさんだって
何か理由があってそういう行動を
とっていたかもしれないのに
どうして誰も真剣に向き合わなかった?

私たちは
老いというものから逃れられない
だからこそこれからこの世界に
いずれ間違いなく
「お世話になっていく」ことを
みんな真剣に考えなくちゃいけない

彼女は
コイノニアでなら自分のやりたかった介護が
できると感じてくれている
“一人一人と、じっくりと向き合えることが嬉しい”
“自分一人で抱えることなく、スタッフみんなで一緒に考えたり話し合えることがありがたい”

そう彼女は話してくれた
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正直、コイノニアは特別に介護に対して意識が高いわけではない
夜間はオムツだってつけるし毎回必ずトイレ誘導を完璧にできているわけではない

職員には年齢差もあるし
それに伴い能力的な違いもある

さらに住人一人一人が
のびのびと自由にやっているからこそ

こちらの良かれと思う介護が通用しないこともよくある

ここ近年でかなり変化と成長は
しているけれど
けっこう大まかだ(おおらかともいう)

それでも彼女にとっては
全く別世界のように感じているらしい
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うちと他とが大きく違うとすれば

もし彼女の前の施設にいたような
意地悪なおばあさんがいたとしたら

「仕事だから」「サービスだから」とだけで追い詰めてしまうようなことはうちでは絶対にない

相手が利用者さんであろうとなかろうと人対人であることは間違いないのだから

スタッフにだって人権があり人生があるのだから

とことんガチで向き合っていく

コイノニアのスタッフはみんな可愛くてステキで
キラキラふわふわしてるみたいなイメージはあるらしいが(笑)

本気でその人のために何ができるかどうしてそんなことが起きるのか
真剣に考えて考え抜いて

やれることはやり尽くして

本気でぶつかって
本気で向き合っていくよ

だって「仕事だから」で割り切ったら

誰も幸せにならないじゃん

スタッフも
おばあさんも

コイノニアのコンパス第6条

「それは、子供達に胸を張って話せるストーリーか」

それを念頭に置いて
向き合っていく

「みんなが」幸せで安心して暮らせるために
この仕事があるんだ

「みんな」は
住人たちだけじゃない

スタッフもスタッフの子供達も含まれてるんだ

.

そんな私たちの想いに
心から共感してくれる
スタッフが集まってくれている最近だ

嬉しいね

みんな来てくれてありがとう

働いてくれてありがとう

住人たちもみんなありがとう

みんな幸せになっちゃえばいいんだよ

子供達に胸を張って見せられる社会を
介護の世界から作っていこう
.
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コイノニアのデイサービストピオでは
看護師、調理師
そして利用者さん募集してます



みんなで家族のように
支え合って生きませんか?

おばあちゃんたちと

こんなふざけた顔して働ける職場です。

介護業界の闇なんか消えちまえっ!な顔。

 

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