基本的には家族で暮らすように、相手のことを想いながら、という「関係性」を大切にした介護を。医療の下請けという形ではなく、「生活の場を作る」ということを、目的にしながら運営しています。
実際には大学卒業してから、介護経験は半年ぐらいしかなくて立ち上げをしました。6人兄弟の末っ子で、もともと母が、介護施設をやっていました。兄弟たちが役員に座っていたので、自分のやりたいこと、を叶えるには、自分でかなり早い時期から動かなきゃいけないなと考え、立ち上げが早くなりました。
本来は里親をやりたい!というのが、実は最終的な目標にあります。しかしながら経済ベースがないと、無責任に子どもを受け入れることもできない。かといって、この国は、なかなか子どもにお金の回ってくる国ではない。その経済ベースを作るために、もともと母がやっていた、介護系のお仕事で、老人の方と一緒に生活をする、っていう事業を始めて、それで経済ベースを作って里親をやれれば、と考えています。でも、そこでやっていくうちに、その中でも、しっかり「循環が生まれる」いうことに気づきました。ぜひ、これを高齢者の方の生活と、子どもたちの生活で、経済的にも愛情としても補間できるような場所ができればなって思っています。まだまだあの到達できてないませんが、一歩ずつ前に進んでいきたいです!
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