介護福祉士

今西 美江│Mie Imanishi

コイノニアの女将さん、みえさん

役職:訪問介護管理者、community space koinonia管理者、facebook、instaglam管理者

住人たちからは、“ママさん”、“奥さん”、“社長のコレ(小指)”
など色んな呼ばれ方をしています。
コイノニアに来たときは20代で一番若手だったのに
いつの間にか貫禄が出てきてかみんなの肝っ玉母さん的な存在に。

『介護』で大切にしていること

初めてお会いした時に考えるのは、目の前の利用者さんの『最後を想像する』ことです。どうしたら、穏やかで幸せな最後を迎えられるか?老人ホームのテンプレートに合わせるのではなく、一人ひとりの、個性や人間性、空気感、ご自身がどう在りたいのかを尊重した介護を常に考えています。


コイノニアの介護観(私の想う、コイノニアの在り方)

介護の歴史において、病院と介護施設の関係性は切れないものです。しかしながら、従来の病院の下請けという縦の関係性ではなく、病院で出来ないことをコイノニアが、コイノニアでできないことを病院に。といった横の関係を大切にしながら、『コイノニアにしかできない介護の在り方』を常に模索しています。一般的な価値判断では体に悪いことが、コイノニアでは、一概にやめさせることはありません。利用者さんの人生で、何を最優先にすべきかの判断は医療では計れない、ご本人とのコミュニケーションの中にあります。私たちは、利用者さんの想う人生に寄り添った介護を日々考えています。


スタッフとの関係性

喜怒哀楽を大切に、自然体で仕事ができる環境作りを大切にしています。コイノニアは、決められた作業をする介護とは異なり、利用者さんと人と人との関係性をつくることから始まる『考える介護』を展開しています。そのため、スタッフさんに心の壁があると、ある意味仕事ができなくなってしまうのです。利用者さんはもちろんのこと、スタッフさん一人ひとりが「コイノニアの家族」として、気持ちよく生活・仕事をしてもらうために、管理者としてこだわり、気を付けていることがあります。それは、『自分のことを知ってもらうこと』です。利用者さんと、スタッフさんがお互いに自分自身の背景を知り、理解し合うことがコイノニアで幸せに過ごすために大切なことなのです。


コイノニアでの、私のやりがい

利用者さんの『変化』を感じること。コイノニアに住む利用者さんは、様々な事情で負の感情をもって入居される方が多いです。その方々全員に共通されるのが、入居した日から徐々に徐々に、表情が穏やかに・柔らかく・幸せに満ちてくるのです。まるで、少年少女のような、無垢の笑顔に。そして、その変化を職員みんなで喜び合える、共有し合える空間がまさに『コイノニア』でしか味わえないやりがいだと感じています。


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コイノニアとスタッフの関係性

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